角ひろみ（すみ　ひろみ）
1974年生。兵庫県出身。岡山市在住。劇作家・演出家・俳優。
宝塚北高校演劇科卒業。関西にて1995年芝居屋坂道ストア旗揚げ。2001年解散。2008年より岡山在住。
東京や関西や岡山など各地の団体に台本を書き下ろして活動。演出・ワークショップ講師・審査員等も多数。
2015年より三重・津の地域の名店での朗読イベントM-PAD
に演劇集団円の大谷朗との朗読で演出・出演。
 
作風は、独自のリズムの詩的且つ自然な会話体で、ある時はシニカルに、
ある時はユーモラスに、ある時はエロティックに、日常と生の不条理を描く。
台詞に方言を用いた作品も多く、日常語の豊かさを劇言語に昇華させ、方言と物語の親和性を高めた筆致で、現代人の悲喜劇を紡ぎ出す。
 
＜受賞等＞
1999年「あくびと風の威力」で第４回劇作家協会新人戯曲賞 佳作・北海道知事賞 受賞
2007年「螢の光」で第４回近松門左衛門賞 受賞
2014年「狭い家の鴨と蛇」で第20回劇作家協会新人戯曲賞 受賞
2014年「囁谷シルバー男声合唱団」で第59回岸田國士戯曲賞 最終候補
2015年 第16回岡山芸術文化賞 準グランプリ受賞